春分の日を過ぎ、少しずつ春らしい気候を感じるようになってきました。
春の光を浴びて、桜をはじめ、草花達も花開き始めています。
皆様、今年の春はいかがお過ごしですか。
スタッフの吉田です。
前回から間があいてしまいましたが、
ミニレクチャーLessonシリーズの2回目をお送りします。
★Lesson1はこちらへ
「フラワーエッセンスとは、その作用について」
●Lesson2:
FESフラワーエッセンスの特徴について@
〜アルケミー理論と植物観察〜
◆フラワーエッセンスの歴史背景
〜エドワード・バッチ博士がのこした花療法〜
フラワーエッセンスを花療法として体系づけたのは、
1930年代のイギリスで著名な細菌学者であり
ホメオパシー医師でもあったエドワード・バッチ博士です。
バッチ博士が開発した38種類のエッセンスは
バッチレメディと呼ばれ、今も世界中の人々に愛用されています。
そして現在、バッチ博士がのこした花療法の基盤をもとに、
世界中各地でフラワーエッセンスがつくられ、
様々なフラワーエッセンスメーカーが存在しています。
◆FESフラワーエッセンスの特徴について@
〜アルケミー理論と植物観察〜
◆植物観察「ローズマリー(和名:マンネンロウ)」
filmed by :Emi Yoshida 2021.3
FESフラワーエッセンス(Quintessentials/クィントエッセンシャルズ)は、
1979年にリチャード・キャッツ氏により創設されました。
アメリカのカリフォルニア州、ネヴァダシティに本部を置き、
彼の妻であり共同経営者であるパトリシア・カミンスキー女史と共に
フラワーエッセンスの研究開発教育機関としても
その活動に力を注いでいます。
FESフラワーエッセンスの特徴として、まず第一に
丹念な植物観察から始まることがあげられます。
その基本概念の背景として、FESが長年研究してきた
ゲーテやシュタイナーの精神科学的な世界観
〜アルケミーの理論〜があります。
「マクロコスモス(大宇宙)に存在する全ての要素は
ミクロコスモス(小宇宙=私たちのからだ)の中にも存在し、
それらは互いに影響しあう相関関係にある。」
私たち人間は自然界と一体であるという考え方です。
この概念をもとに、エッセンスとなる植物の生育環境や
色、形、香り、習性、成長パターン、
季節や時間との関係などについて観察研究をおこない
その植物についての洞察を深め、
植物の特性・ジェスチャーを見極めていきます。
そして、その植物の表現する特徴の中に
私たち人間の魂と響き合う特性〜アーキタイプ〜
とを結びつけていきます。
〜FESフラワーエッセンスの特徴についてAに続きます。
2021年03月25日
【ミニレクチャー/Lesson2】FESフラワーエッセンスの特徴について@〜アルケミー理論と植物観察〜
posted by afeejapan at 19:51| ミニレクチャー